じんましん(蕁麻疹)
「突然、赤いブツブツが出てかゆがっている」
「お風呂上がりに身体に地図のような発疹が出た」
「薬を飲んだ後に全身にじんましんが広がった」
このような症状は「じんましん(蕁麻疹)」の可能性があります。
じんましんは、小児期によくみられる皮膚トラブルのひとつで、急に出て、時間が経つと跡形もなく消える発疹が特徴です。
私たちかわべ御池こどもクリニックでは、原因を丁寧に探りながら、お子さまにとって最も安全で効果的な治療を心がけています。
じんましんの症状について
じんましんの主な特徴は以下の通りです。
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膨らみのある赤い発疹(皮膚が盛り上がる)
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強いかゆみを伴う
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数分から数時間で自然に消える(跡が残らない)
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一度消えても別の場所にまた現れる
重症になると以下のような症状が出ることがあります。
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顔やまぶたが腫れる
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唇やのどが腫れて呼吸しにくくなる
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全身に広がる
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嘔吐や腹痛、ぐったりする
これらの症状がある場合は、「アナフィラキシー」の可能性もありますので、早急に受診が必要です。
じんましんの原因について
じんましんは、原因がはっきりと分からないこともありますが、以下のような要因が引き金になることがあります。
よくある原因
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食べ物(卵、乳製品、魚介類、ナッツなど)
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感染症(風邪、胃腸炎など)
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薬(抗生物質、解熱剤など)
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運動や入浴(体温の急上昇)
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衣類の摩擦、汗、寒冷や日光などの刺激
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精神的なストレスや疲れ
特に小さなお子さまでは、風邪などのウイルス感染が原因となることが多くあります。
当院では、問診や状況の確認を丁寧に行い、必要に応じて血液検査やアレルギー検査を実施し、原因を探っていきます。
じんましんの種類について
じんましんにはいくつかの種類があります。
急性じんましん
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数日~1週間程度で治まる
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原因は感染症、食べ物、薬などが多い
慢性じんましん
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1ヶ月以上、繰り返し出る
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はっきりした原因が見つからないことが多い
物理性じんましん
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摩擦、寒さ、日光など物理的刺激によって起こる
アナフィラキシーに伴うじんましん
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呼吸困難や血圧低下を伴う重症型
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アレルゲンの摂取後に短時間で全身にじんましんが広がる
特に繰り返す場合や原因が不明な場合には、小児アレルギー専門医による診察が重要です。
じんましんの治療法について
症状の程度や発症頻度に応じて、治療方針を決めていきます。
主な治療内容
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抗ヒスタミン薬の内服(かゆみや発疹を抑える)
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ステロイドの短期間使用(重症時に限る)
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原因と思われるものの回避
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保湿や冷却による皮膚の保護
また、慢性的に繰り返す場合は、生活習慣や食事、体調との関係を記録しながら、体質に応じた治療を検討します。
保育園・幼稚園に通っているお子さまの場合、園への説明や対応方法の相談も承っております。
じんましんについてのよくある質問
Q1. どれくらいで治りますか?
A1. 急性じんましんは数日で治ることが多いですが、体質によっては数週間続くこともあります。
Q2. 薬はずっと飲み続ける必要がありますか?
A2. 慢性じんましんでは、症状を抑えるために一定期間の内服が必要になることがあります。医師と相談しながら減薬していきます。
Q3. 何かの病気が隠れている可能性はありますか?
A3. 一般的には心配ありませんが、繰り返す場合や他の症状がある場合は詳しく検査することもあります。
院長より
じんましんは、突然現れることで驚かれる保護者の方も多いですが、適切な診断と治療を行えば多くの場合は落ち着きます。
お子さまにとっては、強いかゆみや不快感が大きなストレスになることもありますので、我慢させすぎずに、気になる時は早めにご相談ください。
私たちかわべ御池こどもクリニックでは、小児アレルギーの専門的な知見をもとに、一人ひとりに合った対応を心がけています。
平日19時(木曜除く)まで診療しております。急なじんましんにも対応可能ですので、安心してお越しください。
