アレルギー性鼻炎(花粉症含む)
「くしゃみが止まらない」「朝になると鼻水がひどくなる」
「鼻が詰まって夜ぐっすり眠れない」
このような症状でお困りのお子さまは、アレルギー性鼻炎の可能性があります。
アレルギー性鼻炎は、ダニ・ハウスダスト・花粉などのアレルゲン(アレルギーを起こす原因物質)によって引き起こされる鼻のアレルギーです。
かわべ御池こどもクリニックでは、小児アレルギー専門医による診察と検査を通じて、お子さまの生活に合わせた適切な治療と予防策の提案を行っています。
アレルギー性鼻炎の症状について
アレルギー性鼻炎の3大症状は以下の通りです。
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くしゃみ
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鼻水(水のようにサラサラ)
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鼻づまり(特に朝や夜にひどくなる)
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目のかゆみ、充血(アレルギー性結膜炎の合併)
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のどの違和感、咳
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集中力の低下、眠気
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口呼吸、いびき、睡眠障害
特にお子さまの場合は、鼻づまりがひどいと授業に集中できない、睡眠が浅くなる、食欲が落ちるなど、日常生活への影響が大きくなります。
アレルギー性鼻炎の原因について
原因となるアレルゲンは主に以下の2つに分けられます。
1. 通年性アレルギー性鼻炎
一年を通して症状が続くタイプで、原因は主に以下の通りです。
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ダニ
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ハウスダスト(ホコリや繊維)
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ペットの毛やフケ
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カビ
2. 季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)
特定の季節にだけ症状が強く出るタイプです。代表的なものは:
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スギ花粉(2月〜4月頃)
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ヒノキ花粉(3月〜5月頃)
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ブタクサやヨモギなどの雑草の花粉(秋)
当院では、血液検査によりどのアレルゲンに反応しているのかを調べることが可能です。
原因を知ることで、生活環境の整え方や予防のタイミングを的確にアドバイスできます。
アレルギー性鼻炎の種類と合併症について
アレルギー性鼻炎は単独で存在することもありますが、以下のような他のアレルギー疾患と合併しやすいのが特徴です。
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気管支喘息
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アトピー性皮膚炎
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アレルギー性結膜炎
また、慢性的な鼻づまりが続くことで、中耳炎や副鼻腔炎(二次感染)を引き起こすこともあります。
そのため、早めに原因を見つけ、適切な治療を継続することが大切です。
アレルギー性鼻炎の治療法について
治療の基本は「アレルゲンの回避」と「症状のコントロール」です。
当院では、お子さまの年齢や生活スタイルに合わせて、以下のような治療を提案しています。
1. 内服薬・点鼻薬による治療
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抗ヒスタミン薬(くしゃみ・鼻水を抑える)
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ロイコトリエン受容体拮抗薬(鼻づまりに有効)
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ステロイド点鼻薬(鼻の炎症を抑える)
※眠気の少ないお薬も選べますので、学校生活への影響が出にくくなります。
2. 環境整備の指導
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寝具やカーテンの洗濯、掃除の仕方
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空気清浄機の使用、マスク着用のタイミング
3. 舌下免疫療法(スギ花粉・ダニ)
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原因アレルゲンを少量ずつ体に慣らしていく治療法
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根本的な体質改善を目指す治療(数年間の継続が必要)
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5歳以上のお子さまで、一定の条件を満たした場合に検討可能です
当院では、保護者の方としっかり相談しながら、お子さまにとって負担の少ない方法で治療を進めてまいります。
アレルギー性鼻炎についてのよくある質問
Q1. 風邪との違いはどうやって見分けますか?
A1. アレルギー性鼻炎は発熱を伴わず、サラサラの鼻水や目のかゆみが続くのが特徴です。風邪は発熱や黄色い鼻水が出やすいです。
Q2. 何歳から治療ができますか?
A2. 症状や状況に応じて、2~3歳頃からでも治療可能です。舌下免疫療法は5歳以上が対象です。
Q3. 完全に治すことはできますか?
A3. 舌下免疫療法などの根本治療を行うことで改善が期待できますが、すべての方に効果があるわけではありません。日常的なコントロールが大切です。
院長より
アレルギー性鼻炎は、「よくある症状」と見過ごされがちですが、お子さまの集中力や睡眠に大きく影響する病気です。
鼻が詰まって眠れない、くしゃみが止まらず授業に集中できない…そんなお悩みは決して軽視できません。
かわべ御池こどもクリニックでは、小児アレルギーに精通した医師が、丁寧な診察と検査、そして日常生活に即したケアの提案を行っています。
平日19時(木曜除く)まで診療しております。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
