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感染性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルスなど)

感染性胃腸炎は、ウイルスや細菌などの病原体が原因で起こる胃腸の炎症で、乳幼児を中心に毎年冬場を中心として流行する疾患です。特にノロウイルスやロタウイルスによる感染性胃腸炎は、お子さまにとって脱水や嘔吐などの症状がつらく、家庭内でも感染が広がりやすいため、注意が必要です。

私たち「かわべ御池こどもクリニック」では、感染性胃腸炎の早期診断と適切な水分・栄養管理を通じて、お子さまが安全に回復できるようサポートしています。症状が軽いうちのご相談も大歓迎です。

感染性胃腸炎の症状について

感染性胃腸炎は、主にウイルスや細菌が口から体内に入ることで起こり、胃や腸の粘膜に炎症が生じます。ウイルスが原因のことが多く、特に冬場にはロタウイルスやノロウイルスによる感染が急増します。

以下のような症状が特徴です。

主な症状

  • 突然の嘔吐
  • 水のような下痢(白っぽい便やにおいが強い便)
  • 発熱(微熱〜高熱)
  • お腹の痛みや不快感
  • 頭痛や倦怠感
  • 食欲不振

これらの症状は一般的に1〜3日でおさまることが多いですが、体力のないお子さまでは脱水が急速に進む場合があり、注意が必要です。

感染性胃腸炎の原因について

感染性胃腸炎の原因はさまざまですが、最も多いのが「ウイルス性胃腸炎」です。感染経路の多くは経口感染で、ウイルスが手や口、食べ物、飲み物を通じて体内に入ることで発症します。

よく見られる原因ウイルス

  • ノロウイルス:感染力が非常に強く、わずかなウイルス量でも感染します。潜伏期間は1〜2日。
  • ロタウイルス:主に乳幼児がかかりやすく、白っぽい下痢便が特徴です。ワクチンで予防が可能です。
  • アデノウイルス・アストロウイルスなど

主な感染経路

  • 感染者の吐物や便を介した接触
  • 汚染された食べ物(加熱不十分な貝類など)
  • トイレやドアノブなどを介した接触感染
  • 保育園や家庭内での飛沫・接触

感染力が強いため、同居する家族への二次感染が非常に起こりやすく、予防が重要です。

感染性胃腸炎によって引き起こされる合併症

多くの場合は自然に治る病気ですが、以下のような合併症が起こることがあります。

  • 脱水症状
    特に乳幼児では、水分摂取が難しくなるため、脱水が進みやすいです。顔色が悪い、尿が少ない、ぐったりしているなどのサインに注意してください。
  • けいれん
    高熱や脱水により、熱性けいれんが起こることもあります。
  • 乳糖不耐症
    一時的に乳製品で下痢が悪化することがあり、回復期には乳糖を控える対応が必要なこともあります。
  • ウイルス性肺炎や中耳炎
    ロタウイルスなどが原因で、まれに他の合併症が起こることもあります。

症状の強さや年齢によっては、点滴や入院が必要になることもありますので、状態の変化に応じて早めの対応が大切です。

感染性胃腸炎の処置や治療法

感染性胃腸炎には特効薬がないため、基本は対症療法と水分・栄養管理になります。

治療の基本方針

  1. 脱水予防と水分補給
    → 経口補水液(OS-1など)を少量ずつこまめに与える。無理にたくさん飲ませず、吐き気が落ち着いてから。
  2. 嘔吐・下痢の管理
    → 吐き気止め(必要時)、整腸剤の使用
    → 下痢止めは一般的には使用しません(自然な排出が必要なため)
  3. 安静と栄養の管理
    → 嘔吐が落ち着いたら、消化にやさしい食事(おかゆ、スープ、野菜煮など)を少しずつ再開
  4. 必要に応じて点滴治療
    → 脱水が進んでいて経口での水分摂取が困難な場合は、点滴での水分補給を行います。

当院では、お子さまの症状と状態に応じて、丁寧な診察と必要なサポートを行い、安心してご自宅で療養できるようお手伝いします。

感染性胃腸炎についてのよくある質問

Q1. 下痢が続いている場合、いつ受診すべきですか?
A1. 嘔吐が繰り返される、水分がとれない、ぐったりしている、尿の回数が少ない、血便が出る場合などはすぐに受診してください。

Q2. 家族にうつらないようにするには?
A2. 手洗い・うがいの徹底、使い捨て手袋やマスクの使用、吐物や便の処理には次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)での消毒が有効です。

Q3. ロタウイルスのワクチンは受けた方がよいですか?
A3. はい。ロタウイルスは重症化しやすいため、ワクチン接種はとても有効です。当院でもご相談を受け付けています。

Q4. どれくらいで登園・登校できますか?
A4. 症状が完全におさまり、しっかりと食事・水分が摂れるようになったことが目安です。ロタウイルスやノロウイルスの場合、便からウイルスが長期間出ることがありますので、登園の可否は医師の判断によりお伝えします。

院長より

感染性胃腸炎は、お子さまにとってつらい症状が続くことがあり、保護者の方の不安も大きいことと思います。特に、嘔吐や下痢が激しい場合、どう対応すべきか迷うことも多いのではないでしょうか。

私たち「かわべ御池こどもクリニック」では、お子さまの体調に応じて無理のない診療を行い、必要に応じて点滴や紹介も含めた対応をしています。また、家庭でのケア方法やごきょうだいへの感染予防についても、丁寧にご説明いたします。

地下鉄「京都市役所前駅」から徒歩4分、「烏丸御池駅」からも徒歩圏内とアクセスも良好です。お子さまの胃腸炎が心配なときには、早めにご相談ください。

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